空飛ぶ海外コメディブログ

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『さらば!2021年』をみた感想@Netflix

時事ネタコメディー

いまさらですが『さらば!2020年』の続編である
『さらば!2021年』をみたので軽く感想を書こうと思います。

 


皮肉たっぷりに2021年を振り返るドキュメンタリー調のコメディ。
60分なのでサクッとみれます。

 

”2021年は2020年も霞むような年だった”

 

ワクチンやバイデンの話題からはじまります。
 
米議会乱入事件について、
”暴動とチンパンジーの茶会を混ぜたものね”
”人間のふりをしたバイソンもね”
 
 
"バカげた理論こそ 疫病なのだ"
とコメディーながらも、きちんとメッセージはしっかりしてます。
 
 
あとは前作と共に「一般的な米国のママ」がほんとに好きw
 
 
ネズミの大量発生や、ドイツの洪水も、
そういえばそんなことあったな~という感じ。
 
インフルエンサー男が
タリバン政権をYoutubeで紹介するのもちょい笑ったし、
 
007新作については
"ミソジニーを65%に抑えた"
という紹介がされてましたw
 
 
もし海面上昇しても
東と西のリベラルが沈むだけよ という声も個人的にツボ。
 
エンドロールでは、2021年に学んだことが語られるのですが、

「人々が2021年に何も学ばなかったということ」
というひとことがいい感じに効いてました。

 

英語タイトルは『DEATH to 2021』。

 

ネタにしながらも、
実際起こった出来事の映像もたくさん使われていて、
そういう意味で笑えないところもたくさんあるので人を選ぶ作品というか。

なにげにヒューグラントとかも出演しているのが、これまた笑いどころ。

ブラックミラーの制作陣が作ってるみたいですね~

2020年に比べるとパンチがきいてない気がするのですが、
コロナ二年続きですから仕方ないですよね。


2022年も期待してます。

www.netflix.com

アジズ・アンサリの新作スタンダップコメディ『ナイトクラブ』をみた感想 - 空飛ぶ海外コメディブログ