空飛ぶ海外コメディブログ

スタンダップコメディーからシットコムまで。海外Comedyの魅力をお届けするブログ。

ボー・バーナムの『明けても暮れても巣ごもり』をみた感想【Netflix】

Bo Burnhamの音楽コメディ

音楽コメディーの天才ボーバーナム。
新作『明けても暮れても巣ごもり』が配信されたので、
さっそくみてみました。 

 スタッフなしで一年以上かけて自分だけでつくりあげた新作コメディー作品。
英語原題は『INSIDE』です。

ネタも編集も撮影もディレクションもすべてボーバーナム一人で行ったそう。 

www.nejimakiblog.com

 

 

 

感想・レビュー

A24の映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』の監督を務めてから、
あまり動きがなかったボーバーナム。

 

何してるのかな?とポッドキャストでも収録(※未配信)したんですが、
そういってたのから一ヶ月も経たないうちに

新作のお知らせがNetflixからあって大喜び。

 

 ボー・バーナムもともとYoutuberだったことから、
自分自身で映像収録にはまったく困らなかったのかもしれません。

ボーバーナム 明けても暮れても巣ごもり

 

伸びたヒゲがロックダウンの生々しさを感じさせますし、
やつれていくようなところもいかにもコロナ禍のコメディ、という感じ。

 

それでも重いテイストになるのかと思いきや、
序盤からあげていくボー。

 

いつも通りの白人男性ネタも健在。

 

 

 今回はけっこう映像で遊んでる感じの

 

 ひとつ思ったのは、
ちょっとファン向けすぎたかも?

 

初めてみるには正直ちょっとやりすぎな気がしました...笑

 

30歳になる瞬間を撮ろうとしたり、

裸になったり、

 ゲーム実況 自分の姿

  

”Aで泣く”のネタも岡崎体育っぽくて
ちょっと陣内智則感もあったり。

 

 

おうち時間にうんざりしたボーバーナムの狂気を感じる瞬間も。

 

日本人はそこまで厳格なロックダウンがなかったですが、
イギリスやフランス、アメリカ人が見ると、
心の底から共感できるのかもしれません。

 

どこまでふざけてどこまで真面目なのかわからない感じがドキドキ感を煽ります。

ラストはかっこよかったですね。

 

映画『キングオブコメディ』的な狂気を感じるコメディでした。

 

 

『明けても暮れても巣ごもり』というタイトル通り、

ロックダウンで頭がおかしくなった様子をメタ的な視点表現した作品なのかな?

というのが僕の解釈の限界でした笑

人間臭さを感じてよかったかな。

でもはじめての人には「みんなハッピー」から見てほしい。

 

ボーバーナムの音楽コメディ「みんなハッピー」をみた感想 - 空飛ぶ海外コメディブログ

 

おそらく全編ボーバーナム家の中での撮影。

 

自宅にこもりながら、照明から音楽・映像編集まで、
やっぱアーティストはほんとすごい。

 

 何度も撮り直し苛立つ場面もリアルで、

たぶん半分マジなんだろうなと。

 

 Spotifyに本作『インサイド』サントラも上がってます。

 

 

 

個人的にはAmazon CEOのジェフリー・ベゾスの歌が、結構好き。  

 

"制限速度を守る グラセフ5で" の歌詞。

 

 「もしエリオットスミスが~」の歌詞もニヤッとさせられます。 

 

ボーバーナムは5年前、ステージ上でパニックを起こすようになってから 
スタンダップコメディーをやめたそうですが、

 

”またできる”と思ったら妙なことになった” と言ってたので、
コロナ禍が明けたら、スタンドアップコメディを復帰するのかもしれませんね。

 ということで、音楽コメディ好きの方がおられたら、
ぜひ1時間27分の不思議なボーバーナムのおうち時間を楽しんでみてください。